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陶器向け接着剤のおすすめは?陶器・陶磁器が割れた際の修復方法も解説

知ろう

#補修#DIY#工作#陶器

陶器をくっつけたい場合、どのようなもので接着していますか。実は、接着剤のなかには陶器に向いているものと向いていないものがあります。割れてしまった陶器・陶磁器の修復は諦めずに陶器向け接着剤での修復を試みましょう。
とはいえ、陶器向け接着剤で陶器を修復するためにはコツがあり、用途や場面によって様々な種類の接着剤を使い分ける必要があります。そこで今回は、陶器向け接着剤を使って修復するコツや接着剤の特徴と選び方、おすすめ商品、接着方法、注意点などをご紹介します。

陶器向け接着剤とは?特徴や選び方

陶器向け接着剤とは、文字通り陶器の接着に適した接着剤のことです。とはいえ、接着剤 は多種多様で、陶器向け接着剤にも複数の種類があります。接着剤は接着したいものや用途に応じて使い分けることが大切です。
そこでまずは、陶器向け接着剤とは何か、陶器の接着によく使われる接着剤の種類及び特徴をご紹介します。

陶器に適した接着剤とは?

接着剤にはさまざまな種類があり、このうち陶器向け接着剤は、陶器に合った成分で作られているため、一般的な接着剤ではくっつかない陶器でも接着可能です。

陶器によく使用される接着剤の種類・特徴

接着剤のうち、陶器向け接着剤の接着によく使用される接着剤の種類は以下の通りです。

  1. ・瞬間接着剤(陶器も対象のもの)
  2. ・エポキシ樹脂系接着剤
  3. ・シリコーン系接着剤
●瞬間接着剤(陶器も対象のもの)
瞬間接着剤(シアノアクリレート系接着剤)とは、貼り合わせてすぐに接着剤が硬化を始め、数秒で硬化して接着できる接着剤のことです。瞬間接着剤は、数秒で硬化するため、短時間で補修をしたいときに便利です。商品によって使用可能な素材が異なるため、陶器に適した商品を選びましょう。
●エポキシ樹脂系接着剤
エポキシ樹脂系接着剤とは、エポキシ樹脂を主成分とした接着剤です。2種類の液剤が入っており、それぞれを指定の比率通り出した後、十分に混ぜて使います。陶器のリペアにも適しており、諦めていた陶器も修復できる可能性があります。
また、耐水性にも優れていて接着自体も強力なため、さまざまな用途で使用されている接着剤です。
●シリコーン系接着剤
シリコーン系接着剤とは、液状のシリコーンポリマーを主成分とした接着剤のことです。耐寒性や耐熱性、耐水性に優れていることから、陶器以外にもさまざまな用途で使用できます。食洗機に入れてもはがれてしまう心配がないため、食器の修復にも向いています。

陶器向け接着剤の選び方

陶器向け接着剤を選ぶ際には、使用する食器陶器の種類や使い勝手、硬化時間、仕上がりに着目しましょう。

●陶器の種類
まず、使用する陶器の種類によって接着剤の種類を使い分けます。なぜなら、接着剤によっては口に入ると体に有害なケースものがあるからです。例えば、毒性の低い接着剤を選べば毎日使う食器のリペアに使えます。一方で一部の接着剤ではホルムアルデヒドなどの有毒な成分が含まれていることがあるため、花瓶など口にしないものに使いましょう。
●使い勝手
接着剤自体の、どんなに良い商品でも、硬固くて力強く押さないと接着剤が出て来ない、蓋が開けにくい、粘度が高く塗り広げにくいなど、使い勝手が悪いと作業を円滑に進められません。使い勝手の良さにも着目しましょう。
なお、接着剤は電子レンジや食洗機にかけるとはがれやすくなります。電子レンジや食洗機にかける機会が多い食器に使う場合は、耐水性や耐熱性が高い商品を選ぶことをおすすめします。
●硬化時間
硬化するまでの時間も選ぶ際のポイントです。接着剤によって硬化時間は大きく異なります。例えば、急いで修繕したい陶器には瞬間接着剤が適しています。一方で、硬化までの時間が長い接着剤は調整がしやすく微調整しながら使いたい場合に適しています。
●仕上がり
最後に、仕上がりにも注目です。
基本的に、接着剤は硬化後に透明になります。しかし、中には黒色や白色になる接着剤も販売されています。陶器の色に合わせたい場合は、硬化後の色が陶器に近い接着剤を選ぶと良いでしょう。

陶器向け接着剤のおすすめ商品

現在、陶器向け接着剤はさまざまな商品が販売されています。そのため、店頭やネットショップで探していると「数種類が多すぎてどの商品が良いのかわからない」と迷う方もいるでしょう。
そこでここからは、アロンアルフアの中で陶器の接着におすすめの商品をご紹介します。

おすすめ商品①「アロンアルフア EXTRA ゼリー状」

アロンアルフア EXTRA ゼリー状」とは、ゼリー状の強力瞬間接着剤です。押しやすく使い勝手の良い容器を採用しており、垂れずに陶器にしみこみにくいため垂直な面にも使えます。瞬間接着剤のため硬化時間も短く、効率良く作業を進めたい場合やすぐに補修したい場合にも適しています。
陶器以外にも、靴底やかかとの補修、レザークラフト、プラモデルやフィギュアの創作、DIYやリメイクなど、多種多様な用途に使用可能です。
※口や食べ物が触れる箇所へのご使用は推奨しておりません。

おすすめ商品②「アロンアルフア タフパワー」

次におすすめする商品は「アロンアルフア タフパワー」です。「アロンアルフア タフパワー」も、アロンアルフアシリーズの瞬間接着剤です。
「アロンアルフア タフパワー」をおすすめする理由は、高い耐熱性及び耐水性にあります。アロンアルフアシリーズは耐熱性や耐水性に優れていますが、「アロンアルフア タフパワー」は特に優秀で、耐水性は従来の商品の約2倍、耐熱性は約3倍です。また、手にフィットするラバー素材を採用しているため、使い勝手も抜群です。
陶器以外にも、水回り用品の補修やスノードームの制作、熱に触れるキッチン用品(※)などに適しています。
※直火で熱する箇所、口や食べ物が触れる箇所には推奨しておりません。

その他おすすめ商品

他にも、「アロンアルフア 木工用」も陶器の補修に適しています。その名の通り、木工用の強力瞬間接着剤ですが高粘度で比較的しみこみにくい液なので、陶器にも対応可能です。木工、陶器、金属、プラスチックなど、多様な素材に使用可能なため、持っておくと便利です。
※木工用は口や食べ物が触れる箇所へのご使用は推奨しておりません。

陶器向け接着剤を用いた修復方法

前述の通り、陶器向け接着剤を使って陶器をきれいに修繕するためにはコツを掴まなければなりません。そこでここからは、陶器向け接着剤を使って陶器を修復するコツについて、陶器向け接着剤の使い方や使用時の注意点、一緒に使うと便利なアイテムとともに解説します。

陶器修復の際のコツ

陶器向け接着剤を使って陶器を修復する際は、小さな破片も忘れずに使いましょう。
陶器が割れると小さな破片が出ることがあります。その場合は必ず、小さな破片を全て回収しておいてください。破片が足りないと、その部分が目立ってしまいます。
小さな破片を全て揃えて接着すれば、割れ目を完全に消すことはできませんが、より自然に仕上がります。

陶器向け接着剤の使い方(接着・修復方法)

陶器向け接着剤を使う際は、正しく接着しなければ修復に失敗してしまうことがあります。接着剤によって使用方法が異なりますが、基本的な使用方法は以下の通りです。
①接着面の汚れをきれいに拭き取る
②適量の接着剤を出す
③塗り広げずに接着面を押し広げる
④接着剤がムラなく広がるよう均一な力で押さえる

陶器向け接着剤の使用の際の注意点

陶器向け接着剤を使う際は、目や皮膚に付着しないようにご注意ください。特に、目に入った場合は、直ちに洗眼の上眼科を受診しましょう。
また、衣服に付くと取り除きにくいので、付着しないように注意するか、付着しても良い衣服を着て作業することが大切です。
他にも、換気を徹底し、使用方法、用途を守って安全に陶器を修復しましょう。

はがし液や硬化促進剤もおすすめ

アロンアルフアのはがし液や硬化促進剤があると、より作業しやすくなります。
アロンアルフアは強力で頼もしい反面、一度硬化してしまうと調整が難しいため、微調整を要するケースでは、アロンアルフア専用のはがし液「アロンアルフア はがし隊」を用意しましょう。「はがし隊」を使うことで簡単にはがすことができて便利です。皮膚に付着した際にも役立つため、接着剤とともに購入しておきましょう。
また、「アロンアルフア 専用化促進剤」を使うことでより硬化を速めることができます。硬化を速められればその分早く補修が完了し、白化を防ぐことができるので仕上がりをきれいにしたい場合にもおすすめです。
このように、はがし液や硬化促進剤はあると便利なアイテム。アロンアルフアを購入する際、必要に応じて一緒に購入することをおすすめします。

まとめ

もしお気に入りの陶器が破損して補修できないと諦めているなら、陶器向け接着剤を使って補修にチャレンジしてみませんか。陶器向け接着剤にはさまざまな種類がありますが、その中でも陶器に適したアロンアルフアの接着剤はどれも素早く強力に補修可能です。
アロンアルフアの陶器向け接着剤で、大切な陶器をよみがえらせましょう。

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