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金属向け接着剤の種類や特徴とは?選び方やおすすめ商品、接着方法について

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#補修#DIY#工作#金属

金属をくっつけたかったのになかなかくっつかなかったという経験はありませんか。金属には、金属の接着に適した「金属向け接着剤」の利用がおすすめです。
金属向け接着剤には用途や場面によって様々な種類があります。そこで今回は、金属向け接着剤の種類と特徴、選び方、おすすめ商品、接着方法、注意点などをご紹介します。

金属向け接着剤とは?種類や特徴

金属向け接着剤とは、金属同士または金属と他の素材を接着するための接着剤のことです。接着剤にはさまざまな種類があり、素材ごとに得意な接着剤も異なります。金属を接着したい場合は金属向け接着剤が適しています。
しかし、金属向け接着剤と一言で言っても複数の種類があり、それぞれに特徴があります。そこでここからは、そもそも金属向け接着剤とは何か、金属向け接着剤の種類とそれぞれの特徴をご紹介します。

金属向け接着剤とは?

金属向け接着剤とは、文字通り金属と金属、または金属と他の素材を接着するのに適した接着剤を指します。金属を接着したいときは金属の接着に特化した接着剤を選定しましょう。接着後の強度が高まったり、容易に接着できたりします。
金属を接着する機会は意外と多いものです。日常生活での補修からDIYなどの趣味での活用まで、さまざまなシーンで活躍します。金属向け接着剤の種類と特徴を知り、用途に応じて使い分けられるようになりましょう。

金属によく使用される接着剤の種類・特徴

接着剤には豊富な種類があります。このうち、金属の接着に適している接着剤の種類は以下の通りです。

  1. ・金属向け瞬間接着剤
  2. ・エポキシ樹脂系接着剤
  3. ・弾性接着剤

それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

●金属向け瞬間接着剤
金属向け瞬間接着剤とは、瞬間接着剤のうち金属の使用に特化した接着剤のことです。通常、接着剤が固まるまでには一定の時間がかかります。しかし、瞬間接着剤は空気中や被着材表面の水分などと化学反応を起こすことで硬化が進み、瞬間的に接着できます。その中でも金属表面への接着強度を向上させたものが金属向け瞬間接着剤です。
また一般的に金属向け瞬間接着剤は金属に対する耐衝撃性にも優れています。瞬間接着剤は全般的に、金属を接着する際に選ばれやすい接着剤ですが、衝撃に弱いという特徴があります。しかし、場合によっては衝撃のかかる場所で金属を接着したいという場合もあるでしょう。この場合は、なるべく金属向け(耐衝撃性)の瞬間接着剤を選びましょう。
●エポキシ樹脂系接着剤
エポキシ樹脂系接着剤とは、主剤と呼ばれるエポキシ樹脂と硬化剤の2種類を混ぜ合わせて接着させる接着剤のことです。主剤のみでは効果を発揮せず接着できないため、使用するためには硬化剤を十分に混ぜ合わせる必要があります。金属以外にもガラスや木材、陶器と幅広く使用できますが、金属での使用は耐久性や耐熱性、耐水性が欲しい場合に特におすすめです。
●弾性接着剤
弾性接着剤とは硬化後も柔らかく、弾性を有する接着剤のことです。
特に異種素材を接着する際、接着後にゆがみや反りが生じたり、時間の経過とともにはがれてしまったりというケースがあります。これは素材同士の熱膨張係数(温度上昇にともなって物体の長さ・体積が膨張する割合)が異なるからです。しかし、弾性接着剤であれば硬化物がゴム状になるため、原因となる力が分散してゆがみにくく、かつ、はがれにくくなります。
ゆがみや反りが生じそうな接着には弾性接着剤がおすすめです。
ただし、弾性接着剤は金属同士の接着には使えない注意が必要です。

金属向け接着剤の選び方とおすすめ商品

前述の通り、金属向け接着剤には複数の種類があり、それぞれで特徴が異なります。そのため、金属向け接着剤は金属と接着させる材質や用途・場面ごとに使い分けることで、よりしっかりと接着できます。
そこでここからは、金属向け接着剤の材質別及び用途・場面別の選び方を、おすすめ商品とともにご紹介します。

金属と接着させる材質別の選び方

金属同士の接着、金属と紙などの異素材を接着させる場合には、瞬間接着剤の使用は適しています。もし、金属同士や金属と水分を通さない材質同士を接着させる場合に弾性接着剤を使用すると、固まらない場合があるので注意が必要です。

用途・場面ごとの選び方

用途や場面ごとに使い分けることも大切です。例えば、衝撃がかかりやすい場面では耐衝撃性に優れたもの、水回りでの使用には耐水性に優れたもの、キッチン用品など熱いものに接する箇所を接着する場合は耐熱性に優れたものを選びます。
そもそも、金属は力がかかりやすかったり、熱くなりやすかったりする部分に使われる傾向があります。金属の使われている部位を考慮して、基本的には耐衝撃性や耐熱性に優れた商品を選んだ方が安心です。

おすすめ商品①「アロンアルフア EXTRA 耐衝撃」

ここからは、アロンアルフアの中で金属の接着におすすめの商品をご紹介します。
まずご紹介するのは、「アロンアルフア EXTRA 耐衝撃」です。
瞬間接着剤は耐衝撃性が低いものが多いですが、「アロンアルフア EXTRA 耐衝撃」はその名の通り非常に高い耐衝撃性が特徴で、衝撃がかかりやすい箇所での金属の接着に最適です。金属の接着のみならず、合成ゴムの接着、ラジコンやプラモデル・フィギュアの創作に、DIYやリメイクにと幅広い用途で使用できます。常備しておくとさまざまなシーンで活躍すること間違いなしです。(写真と商品ページへのリンク)

おすすめ商品②「アロンアルフア タフパワー」

次におすすめする接着剤は「アロンアルフア タフパワー」です。「アロンアルフア タフパワー」もアロンアルフアシリーズの一つです。
「アロンアルフア タフパワー」が“シリーズ最強”とされているのは、高い耐水性と耐熱性にあります。具体的な数値を見ると、耐水性は従来のアロンアルフアシリーズの約2倍、耐熱性は約3倍です。従来のアロンアルフアシリーズも、耐水性や耐熱性に優れていることでも知られており、その数値を大幅に上回っていることから“最強”であることがわかります。
また、ワンタッチ式の蓋や使いやすいラバー素材を採用し、使いやすさも抜群。金属の接着以外に、お風呂場のタイル貼りやスノードーム製作、キッチン用品の補修など幅広く使用可能です。

その他おすすめ商品

上記の商品以外にも、「アロンアルフア EXTRA 速効多用途」も金属の接着に適しています。「アロンアルフア EXTRA 速効多用途」は、金属以外にもプラスチックや合成ゴム、軟質塩化ビニルなど多岐にわたって使用可能です。

瞬間接着剤の使い方

瞬間接着剤は誤った使い方をするとうまく接着できないことがあるため、正しい使い方で使用することが重要です。
そこでここからは、瞬間接着剤の使い方(接着方法)やうまく接着するためのコツ、使用時の注意点などについて解説します。

瞬間接着剤の使い方(接着方法)

金属向け接着剤は、金属表面の油汚れに影響を受けないものや、両面にあらかじめ塗っておくもの、すぐに貼り合わせず乾燥してから貼り合わせるものなど、種類によって使い方が異なります。そのため、パッケージやホームページに記載されている使い方に沿って、正しく使いましょう。
今回は、瞬間接着剤の基本的な使い方をご紹介します。瞬間接着剤の正しい接着方法は以下の通りです。
①接着面の汚れをきれいに拭き取って十分に乾かす
②片面に接着剤を適量出す
③すぐに貼り合わせて全体に均一に力を入れながらしばらく押しつける
④接着剤が完全に固まったら完了

瞬間接着剤を使用する場合は大量に出す必要がなく、10円玉の面積に対し一滴程度で十分に接着できます。接着剤を出しすぎると、接着面を貼り合わせて押しつける際に、接着剤がはみ出すことがあるため注意しましょう。

瞬間接着剤の使用の際のコツ

瞬間接着剤を使用する際には、必ず使用前に表面の汚れを拭き取りましょう。なぜなら、汚れが付着していると汚れによって隙間ができて上手く接着できなかったり、接着剤が均等に広がらなかったりするからです。なお、濡れていたり、汚れを拭き取った際など表面に水分が付着したりした際場合は、十分に乾かしてから接着剤を塗り広げてください。
また、接着面を貼り合わせる際は全体に接着剤が付くように均等に広げるのもコツです。

瞬間接着剤の使用の際の注意点

瞬間接着剤を使用する際には、接着剤が目や衣服、皮膚に付着しないように注意しましょう。万が一接着剤が目に入った場合は、十分に洗眼の上速やかに眼科を受診してください。
また、皮膚に付着した場合はぬるま湯でゆっくりと接着剤を溶かしながらはがすか、専用のはがし液を使ってはがしてください。
衣服に付着した接着剤を完全に取ることは難しいです。そのため、衣服の付着には十分に注意するか、付着しても問題ない衣服を着て作業しましょう。
また、瞬間接着剤が布やティッシュに付着すると発熱し、やけどの危険性があります。十分な換気をしながら、発熱の危険があるものは近くに置かないようにしましょう。

はがし液や硬化促進剤もおすすめ

瞬間接着剤は強力であることから、一度硬化したものをはがす際には、専用のはがし液を使用します。アロンアルフアには専用の「はがし液」があり、強力な接着剤も簡単にはがせます。
仕上がりにこだわりたい場合などは、接着時にズレたりしてはがす際を考慮し接着剤とともに購入しておきましょう。はがし隊によって表面の塗装がはがれることがあるので、使用時には目立たない箇所で試し、十分に注意して使用しましょう。
また、アロンアルフアには硬化促進剤もあります。硬化促進剤とは、その名の通り接着剤の硬化を促進し、より速く接着させることが可能なアイテムです。一度に多くの金属を接着して作業効率を上げたい場合、ハンドメイドやプラモデルなど、完成作品をきれいに仕上げたい場合は、白化(瞬間接着剤が固まったあと、接着部分周辺が白くなる現象)も防止できる硬化促進剤があると便利です。

まとめ

アロンアルフアはさまざまな用途の接着に対応した商品をラインナップしており、一般の接着剤ではくっつきにくい金属の接着に最適なものも販売しています。金属同士、または金属と他の素材を接着したい場合は、アロンアルフアシリーズをご利用ください。

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