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プラスチックの割れを補修したい!その方法と瞬間接着剤を使うメリット

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#補修#DIY#工作#プラスチック

割れたプラスチックを補修するために接着剤を使ったらなかなか上手く付かなかった、という経験をしたことはありませんか。接着剤のなかにはプラスチックの接着に不向きな製品もあるため、適した接着剤を選ぶ必要があります。今回は、割れをはじめとするプラスチックの破損を補修する方法5選と、プラスチックの補修に適した接着剤をご紹介します。

プラスチックの破損を補修する方法

プラスチックの破損を補修する主な方法は以下の通りです。

・接着剤で補修する
・お湯で温めて水で冷やす(変形の補修)
・継ぎあてをする(穴の補修)
・溶接する(割れやひびの補修)
・アセトンのパテを塗る

ここからは、それぞれの補修方法について詳しく解説します。

接着剤で補修する

プラスチックの補修で最もおすすめの方法は、接着剤を使った補修です。ただし、接着剤にもさまざまな種類があり、種類によってはプラスチックの接着に不適切な製品もあります。特に、身近な製品によく使われているPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)は、難接着プラスチックといわれ、一般的な接着剤では付きにくい素材です。そのため、接着剤で補修する際は特別な配合で作られた、プラスチック専用の瞬間接着剤を使うようにしましょう。

一般的な接着剤でプラスチックを補修する手順は以下の通りです。

①接着面の汚れを落とし、よく乾かす
②接着剤が硬化するまで割れ目を両手でしっかり押さえる
③接着剤が完全に硬化したら完了

PPやPEを接着する際は、「アロンアルフア プラスチック用」を使用します。使い方は次の通りです。

①接着面の汚れを落とし、よく乾かす
②付属の専用プライマーを綿棒に付け、接着する両面に薄く塗る
③5~10分放置する
④アロンアルフアを片面に塗り、すぐに貼り合わせて抑える(適量は10円玉の面積に1滴です。アロンアルフアを塗りすぎないように気をつけましょう)。

なお、接着時にはみ出したアロンアルフアは硬化前にきれいに拭き取っておくことがポイント。
接着したい箇所に直接アロンアルフアを塗布する方法のほかに、接着物同士の隙間に、「アロンアルフア 専用極細ノズル」を使用して接着剤を流し込む方法をとってもよいでしょう。その場合は、液状タイプのアロンアルフアを使用することがおすすめです。

変形の補修はお湯で温めて水で冷やす

変形したプラスチック製品は、お湯で温めて水で冷やすだけで簡単に補修できる場合があります。具体的な補修方法は以下の通りです。

①お湯と冷水をそれぞれ別の容器に準備する
②変形したプラスチックをお湯に浸ける(最低30秒)
③指で成形できる程度まで柔らかくなったらプラスチックを取り出し、指で成形する
④すぐに冷水に浸ける(最低30秒)
⑤プラスチックが完全に硬化したら補修完了

お湯や冷水を入れる際は、プラスチックを入れた際に補修箇所がしっかりと浸かり、あふれない程度にしましょう。
お湯は熱すぎるとプラスチックが溶けることがあるため、沸騰前のお湯を使用してください。また、お湯から取り出す際は火傷の危険があるため素手で触ることは避け、耐熱・耐水性を持つミトンやトングを使いましょう。

なお、PE等の一部のプラスチックはアイロンでも修復可能です。比較的柔らかいプラスチックは、アイロンを使うとより手軽に補修できます。
ただし、溶けて熱を帯びたPEが衣類や素肌に付着してしまう可能性もあるほか、アイロンに付着してしまい焦げついてしまう場合もあるため、アイロンでの修復は慎重に行う必要があります。

補修対象に適切なパテを塗る

プラスチックの補修には、素材に対応したパテを塗る方法もあります。
パテを使って、プラスチックを補修する手順は以下の通りです。

①補修面の汚れや脂、塗装など、補修の邪魔になるものを取り除く
②使用するサイズ分のパテを取り出す
③パテを柔らかい状態になるまで練り合わせる
④補修箇所に塗り付ける

固形で販売されているパテでの補修方法は概ね上記のとおりですが、細かい部分に関しては、パッケージや説明書に記載されている注意事項に従ってください。

なお、パテにもさまざまな種類があり、プラスチックの種類に合わせて適切なパテを選ぶことが大切です。

また、プラスチックに接着剤やパテを使用するときはソルベントクラック(溶剤亀裂)という現象に注意が必要です。接着剤は適量をできるだけ均一に塗り、外面にはみ出した接着剤は必ず拭き取るようにしましょう。

これらのほかにも、はんだごてを用いて溶接を行う方法もありますが、極めて高温に熱されるため、使い慣れていないとやけどや周囲のものを破損させてしまう危険があり、ご家庭では難しい方法です。
溶接に対応していないプラスチックもあるので、もしチャレンジする場合は、補修したいものが溶接に対応しているかを事前に確認しましょう。

接着剤のメリットとプラスチックの素材別おすすめ接着剤

ここからは、接着剤で補修するメリットと、プラスチックの素材別におすすめの接着剤をご紹介します。

接着剤で補修するメリット

接着剤での補修をおすすめする理由として、以下のメリットが挙げられます。

・補修に手間と時間がかからない
・接着剤があれば簡単にできる
・強力かつ耐久性に優れている

接着剤を使えば、用意するものは接着剤のみで工程もシンプルなので、手間や時間がかからないというメリットがあります。アロンアルフアを選べば数秒で硬化するため、さらに短時間で補修が完了します。他の補修方法は、短くても数分、長いと一晩以上かかります。

また、接着剤を塗って貼るだけと手順が簡単で、適切な接着剤を選べば強力に接着でき、耐久性に優れているという利点もあります。

PP、PE(ポリプロピレン、ポリエチレン)の接着には「アロンアルフア プラスチック用」

接着剤は含まれる成分が種類ごとに異なることから、プラスチックの素材別に使い分ける必要があります。
PP(ポリプロピレン)とPE(ポリエチレン)をアロンアルフアで接着したい場合はプライマーの併用がおすすめです。アロンアルフアではプライマーが付属する「アロンアルフア プラスチック用」を用意しています。
PPやPEはプラスチックの中でも特に接着しにくい素材ですが、アロンアルフアとプライマーを併用することで接着が可能に。おもちゃの補修やプラモデル・フィギュアの創作にもおすすめです(「プラスチック用で直してみた!」動画はこちら)。

PP、PE以外であれば「アロンアルフア タフパワー」

PPやPE以外のプラスチックを補修したい場合は、「アロンアルフア タフパワー」が最適です。アロンアルフア タフパワーは、“アロンアルフア史上最強”というキャッチコピーも付くほど、強力な耐水性と耐熱性が特徴の瞬間接着剤です。アロンアルフア タフパワーの耐水性は、従来製品の約2倍、耐熱性は約3倍であることからも史上最強と呼ばれる所以が見て取れます。
また、手にフィットするラバー素材を採用していたり、柔らかすぎないプッシュ部で接着剤が出過ぎることを防いだりと使いやすさも抜群。小さなひび割れも補修しやすく、おすすめです。

透明なもので白化が気になる場合は「アロンアルフア 専用硬化促進剤」を併用

補修したいものが透明な素材(アクリルなど)で白化が気になる場合は、「アロンアルフア 専用硬化促進剤」を併用することで、よりきれいに補修できます。

アロンアルフア 専用硬化促進剤は、その名の通り接着剤と併用することで硬化時間をさらに速められる製品です。硬化時間を速めることで作業時短を短縮、白化現象も防いでよりきれいな仕上がりになります。なお、白化現象とは接着剤の硬化に時間がかかることで、接着した箇所の周りが白くなる現象のことです。

硬化促進剤を使用する際は、硬化促進剤でプラスチック表面にひびが入ったり、色が曇ったりしないかを、目立たない場所であらかじめ確認しておくことが大切です。
アロンアルフア 専用硬化促進剤は、プラスチックの補修以外にもアクセサリーや小物などのハンドメイドやリメイク、好きなアイドルやキャラクターなどのオリジナルグッズの組み立てや割れの補修など、さまざまな用途で活躍します。

硬化促進剤の使い方

硬化促進剤にも複数の種類がありますが、アロンアルフア専用の硬化促進剤は、接着剤の使用前でも使用後でも使うことができます。
使い方は、接着剤の塗布前または塗布後、接着箇所にひと吹きするだけと簡単。スプレータイプのため使いやすく、ワンプッシュで効果を発揮します。また、低臭なので作業しやすい点も特徴です。
アロンアルフアの硬化促進剤を活用し、速くきれいに仕上げましょう。

その他プラスチックの補修におすすめの接着剤とツール

アロンアルフアには、上記でご紹介した接着剤やツール以外にも、さまざまな接着剤とツールがあります。そこで最後に、上記以外でおすすめの接着剤とツールをご紹介します。

ゼリー状でたれない・しみない「アロンアルフア EXTRAゼリー状」

もう1つのおすすめ接着剤は、「アロンアルフア EXTRAゼリー状」です。アロンアルフア EXTRAゼリー状は、その名の通りゼリー状の瞬間接着剤です。ゼリー状であることから、液状のようにたれたりしみ込んだりする心配がなく、垂直面でも使用できます。また、押しやすくスマートな容器を採用しており、細かなひび割れの補修も作業しやすい製品です。
PP、PE以外のプラスチックの補修以外にも靴底やかかとの緊急補修、レザークラフト、DIYや木製家具の補修・リメイクに、合成ゴム製品や鉄など金属製品の接着と幅広く使用でき、一つ持っておくと便利です。
※「アロンアルフア プラスチック用」のプライマーを併用すれば、PP・PEの接着も可能になります。

細かい部分には「アロンアルフア 専用極細ノズル」

アロンアルフアの瞬間接着剤の容器はそれぞれ使いやすい構造ですが、特に細かい部分を補修する際は「アロンアルフア 専用極細ノズル」を使うことでより作業しやすくなります。極細ノズルを先端につけることで、これまで以上に細かい部分への塗布がしやすく、少量塗布も可能になります。特に、小さなひび割れなどピンポイントで補修したい場合は、極細ノズルで液状タイプの接着剤(下記)を流し込む補修方法がおすすめです。

極細ノズルを使用できるアロンアルフア製品は以下の通りです。

・一般用
・タフパワー
・EXTRA速効多用途
・EXTRA耐衝撃
・木工用
・スーパーセット
・プラスチック用
・カラーチェンジ
・ハイスピードEX
・No.5を除くプロ用シリーズ

万が一の接着ミスにも安心「アロンアルフア はがし隊」

他にも、便利なのが「アロンアルフア はがし隊」です。アロンアルフア はがし隊は、指や物についた接着剤や接着面からはみ出した接着剤を簡単に剥がせる製品です。
アロンアルフアの接着剤は強力で、剥がれにくさが魅力。しかし、誤って手や物に付着したりはみ出したりした場合は、なかなか剥がれません。そこで、アロンアルフア はがし隊の出番。
失敗した時も再度接着し直すことができるため、接着剤購入時に併せて購入しておくと安心です。
ただし、プラスチックや塗装面の種類によっては、表面が溶けたり、光沢がなくなったりする場合があります。あらかじめ目立たない場所で確認し、問題があれば使用しないようにしましょう。

まとめ

割れてしまったプラスチック製品を補修する方法はさまざまにあります。
楽に・速く・きれいにプラスチック製品を補修するなら、さまざまな方法の中でも、アロンアルフアを使った補修がおすすめ。
強力かつ多用途で使えるアロンアルフアの瞬間接着剤は、一般的な接着剤では接着しにくいプラスチックもしっかりと接着できますよ。

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