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フローリングの剥がれを補修する方法は?対処法とおすすめ接着剤をご紹介!

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#補修#DIY#工作#家具

フローリングは、湿気や摩擦、寿命などが原因で剥がれてしまう場合があります。フローリングの剥がれを放置してしまうと、剥がれた部分に水分が侵入して腐ってしまったり、摩擦を繰り返す場所ならば傷が深くなったりしてしまうことも考えられます。剥がれの範囲が広ければ張り替えリフォームを検討する必要がありますが、小さな傷であれば、自分で補修することも可能です。この記事では、補修方法や補修する際に役立つ瞬間接着剤についてご紹介します。

目次

1.フローリングの剥がれを補修する前に素材を把握する

1-1.天然木材の無垢(むく)フローリング

1-2.木材を貼り合わせて作る複合フローリング

1-3.複合フローリングの表面に木目調のシートが貼られたシートフローリング

1-4.ウッドカーペットは複合フローリング製

1-5.木目調のクッションフロア

1-6.木目調のフロアタイル

2.フローリングの剥がれの状態別!自分でできるDIY補修方法

2-1.フローリング表面の塗装の剥がれ

2-2.複合フローリング表面のシートの剥がれ

2-3.フローリングの小さく浅い傷

2-4.フローリングの大きく深い傷

2-5.フローリング素材の剥がれ

2-6.自分で対処できないときは業者に依頼する

2-7.木材の床のきしみ止め

3.フローリングの剥がれをはじめとした家中の補修には瞬間接着剤がおすすめ!

3-1.瞬間接着剤での補修には、瞬時に固まり耐久性が高いアロンアルフアが最適

3-2.木材や陶磁器にも使える「アロンアルフア 木工用」

3-3.高速タイプのゼリー状「アロンアルフア EXTRAゼリー状」

3-4.水・熱に強い「アロンアルフア タフパワー」

3-5.PEやPPなどの接着しにくいプラスチックに「アロンアルフア プラスチック用」

3-6.すき間への流し込みOKな「アロンアルフア プロ用No.1」

3-7.併用おすすめ商品

4.賃貸物件のフローリング剥がれ補修は慎重に

5.まとめ

フローリングの剥がれを補修する前に素材を把握する

フローリングの素材といえば木材をイメージするかもしれませんが、実は様々な種類があります。
それぞれの素材に合った方法で補修するには、補修を行う前にフローリングの材質を把握しておくことが重要。
素材の種類がわからないときは、家を建てた建築会社・ハウスメーカー、賃貸の場合は管理会社や大家さんに問い合わせましょう。

天然木材の無垢(むく)フローリング

無垢フローリングは、風合いや肌触り、経年変化が魅力の床材です。フローリング内部も無垢の木材を100%使用して形成され、1枚ごとに分かれている点が特徴です。後述する複合フローリングか無垢フローリングなのか、断面を見れば正確に判断できますが、表面だけで見分けることは少々困難です。ツルツルとした膜に覆われておらず、木肌そのものの触感がある場合は、無垢フローリングの可能性があります。

木材を貼り合わせて作る複合フローリング

一般的な木製フローリングは、複合フローリングが使われています。複合フローリングは、集成材や合板の基材に、木目が印刷されたシートや0.2〜1mm程度に薄くスライスした天然木が貼り合わせられており、表面には樹脂コーティング仕上げがされている床材の総称です。こちらも表面だけで見分けることは少々困難です。ツルツルとした膜に覆われていれば、複合フローリングの可能性があります。

複合フローリングの表面に木目調のシートが貼られたシートフローリング

シートフローリングは、複合フローリングの表面に木目を印刷したシートが使用されている床材です。
複合フローリングの7割はシートフローリングとも言われるほど、全国的に普及していることが特徴の1つ。
合板や木材を固めたボード(MDF)をベースにPPやPEシートを貼った製品もあります。デザインの自由度の高さや傷がつきにくい丈夫さ、手入れのしやすさから人気が高く、複合フローリングのなかでも多くの割合を占めています。ルーペを使ってよく見ると印刷物特有のドットが確認できます。

ウッドカーペットは複合フローリング製

ウッドカーペットは、手軽なリフォームで人気がある簡易フローリングです。
フローリング材を不織布でつないだカーペット状のフローリングであり、表面素材には複合フローリングが使用されているため、補修方法は基本的に複合フローリングと同様です。
通常の複合フローリングと同じく、製品ごとに表面素材が異なるため、補修する前に製品表示を再確認することをおすすめします。

木目調のクッションフロア

クッションフロアは、塩ビシートでできた柔らかいフローリングです。
クッション性が高く下の階への生活音を軽減する効果があるため、アパートなど集合住宅の床材としてよく使われる床材です。
また、防水性が高いため、戸建てであっても水回りに使用されているケースがあります。
踏んだ時に柔らかく、一枚の板が沈むのではなく一点だけ沈む場合はクッションフロアの可能性があります。

木目調のフロアタイル

フロアタイルは、塩ビシートであるクッションフロアと異なり、塩ビ素材でできたタイルです。1ピースごとにわかれているため、パズルのように敷くことができます。クッション性がなく、触ったときに冷たい場合はフロアタイルの可能性があります。

フローリングの剥がれの状態別!自分でできるDIY補修方法

フローリング素材と同様に、剥がれの状態次第でも補修方法が異なります。
ここからは、フローリングの剥がれの状態ごとの補修方法と、コツをご紹介します。

フローリング表面の塗装の剥がれ

表面のワックスやコーティング(透明な部分)が剥がれていれば1度それらを取り除きます。もし、凹凸やささくれがある場合はサンドペーパーを使って研磨しましょう。そうすることで仕上がりに差が出ます。その後ワックスなどを塗り直します。無垢フローリングはオイルステインや蜜ろうワックスを使用しましょう。

表面の色が剥がれている場合の補修方法は2種類あります。

・塗装し直してから透明ウレタン塗料を塗る
塗装する際は2度塗りがおすすめです。1度塗りでも塗装はできますが、薄く2度塗ることでよりきれいに仕上がります。しかし、厚塗りのしすぎには気を付けましょう。また、板目に沿って塗ることも重要です。

・補修用シールを貼る
うまく塗装する自信がない場合は補修用シールを貼りましょう。フローリングに合う色を選んで気になるところに貼るだけなので、簡単です。しかし、剥がれ自体が直るわけではないので、応急処置としての使用をおすすめします。

複合フローリング表面のシートの剥がれ

複合フローリング表面のシートの剥がれは、耐水性のある接着剤で貼り直します。剥がれが小さいうちに補修しましょう。水が掛かる可能性があれば補修用テープを重ね貼りします。合板や木材を固めたボード(MDF)は、水を吸うと膨れてフローリング自体を張り替えることになるため気を付けましょう。

表面のシートの剥がれには、後で紹介する「アロンアルフア EXTRAゼリー状」がおすすめです。

フローリングの小さく浅い傷

小さい傷であればアロンアルフアを使って補修可能です。アロンアルフアなら補修後、色合いを合わせるために上から塗料を塗ることもできます。
くぼんでいるだけなら補修用クレヨンでも直せます。
無垢フローリングの場合は水を染み込ませアイロンの熱で復元させることも可能です。
木材がめくれている場合は素材に適した接着剤で貼り直しましょう。

フローリングの大きく深い傷

大きく深い傷は木工用パテでくぼみを埋めます。ワックスや補修の邪魔になる塗装をやすりで剥がして下地を整え、パテがはみ出さないよう養生をしましょう。パテでくぼみを埋めたあと、硬化後に紙やすりで周囲となじむように表面を整えます。その後に塗装し、色を合わせます。より仕上がりにこだわる場合は細い筆などで木目を再現し、汚れや劣化から保護するため透明色のウレタン塗料を周囲になじむように塗り、ワックスで仕上げましょう。

また、アロンアルフアと木くずを使うことでも補修できます。以下でその方法をご紹介します。

今回はこのような傷がついてしまった木材を補修します。
作業を始める前に傷部分のホコリや汚れは除去しておきましょう。

①傷部分に木くずを詰めます

②カッターナイフなどの背を使い、詰めた木くずの表面をならします。

③木くずを詰めた箇所に「アロンアルフア 木工用」(ほかの液状アロンアルフアでも代用可能)を流し込みます。

④アロンアルフアが固まるまで10分ぐらい待つか、あるいは後述の「アロンアルフア 専用硬化促進剤」で硬化させてから、サンドペーパーややすりで表面を平らにします。

⑤これで、補修完了です。

フローリング素材の剥がれ

素材に適した接着剤で貼り直しましょう。木の素材には「アロンアルフア 木工用」か「アロンアルフア EXTRAゼリー状」がおすすめです。また、PP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)の場合は、「アロンアルフア プラスチック用」がおすすめです。

接着剤は塗布後にしっかり密着させると接着強度が増します。床は摩擦や荷重など負荷が大きいため、重しを載せて接着強度を高めましょう。

自分で対処できないときは業者に依頼する

自分で補修できる剥がれではないと感じたら、迷わず業者に依頼しましょう。放置するほど剥がれが広がり、補修費用がかさんでしまいます。早めに判断することをおすすめします。

木材の床のきしみ止め

フローリングのきしみ音が発生している場合は、きしんでいる場所の隙間に「アロンアルフア 木工用」を少量流し入れることで対処できます。なお、一度に大量に流し込むと、周辺の必要のない部分まで固まってしまうため、流し込む量には注意してください。

流し込んだ後、数分間硬化を待ち、再度荷重をかけてみてきしみ音を確認します。音がなくなるまで流し込みと硬化を繰り返し、音が鳴らなくなったら補修完了です。

フローリングの剥がれをはじめとした家中の補修には瞬間接着剤がおすすめ!

アロンアルフアではフローリングの剥がれだけではなく、さまざまな補修に使える瞬間接着剤をラインナップしています。

瞬間接着剤での補修には、瞬時に固まり耐久性が高いアロンアルフアが最適

アロンアルフアは、秒単位で強力に接着でき、耐久性が高いことが特徴です。低粘度のものから高粘度のものまでテクスチャーもさまざまにそろい、用途によって使い分けられます。

また、木工用やプラスチック用など特定の素材に適した商品も。一般的な接着剤では接着しにくい素材でも接着できるラインナップを取りそろえています。フローリングなど建材以外にも壊れてしまったおもちゃやスマートフォンケースなど、小物の補修にも活躍しますよ。

木材や陶磁器にも使える「アロンアルフア 木工用」

アロンアルフア 木工用」は液状のアロンアルフアの中では比較的粘度が高いため、サラサラした接着剤ではしみ込みやすい木や陶器などでも接着可能。前述の通り、フローリング素材の剥がれや木材の床のきしみ止めに使うことができます。

木工への汎用性が高く、DIYや工作、木製家具の補修に使用できます。頻繁にDIYや工作をする家庭は、常備しておけば活躍すること間違いなしでしょう。

そのほか、PP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)を除くプラスチック・合成ゴム・金属・陶器と、木工用ではありますが、幅広い素材の接着が可能です。

高速タイプのゼリー状「アロンアルフア EXTRAゼリー状」

アロンアルフア EXTRAゼリー状」もゼリー状で粘度が高いため、しみ込みやすい木、陶器、革にも使用できます。前述の通り、木製フローリングやフローリング表面シート、フローリング表面の塗装の剥がれを補修できます。

接着可能な素材は、PP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)を除くプラスチック・合成ゴム・金属・木材・陶器・革。フローリングの補修以外にも工作・飾り付け、レザークラフトやプラモデルの創作など、接着剤を使う趣味やDIYにも向いている接着剤です。靴底やヒール部分、割れた陶器の補修、取れてしまったフィギュアなどのパーツの接着など、幅広く使用できます(「EXTRAゼリー状で直してみた!」動画はこちら)。

水・熱に強い「アロンアルフア タフパワー」

アロンアルフア タフパワー」は、アロンアルフアシリーズ史上、最も耐水性・耐熱性の高い瞬間接着剤です。

「タフパワー」の名称の通り、さまざまな素材を強力に、圧倒的な速さで接着可能。

接着可能な素材は、PP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)を除くプラスチック・合成ゴム・金属・木材・陶器・軟質ビニールで、「アロンアルフア EXTRAゼリー状」と同様に、木製フローリングやフローリング表面シート、フローリング表面の塗装の剥がれに使うことができます。

さらに、フローリングだけでなく木製家具の補修やガーデニング用品の補修やDIY、水周り用品の補修、金属類の接着など、幅広い用途で使用可能です。常備しておけばさまざまな場面で活躍することでしょう。

PEやPPなどの接着しにくいプラスチックに「アロンアルフア プラスチック用」

アロンアルフア プラスチック用」は、付属の専用プライマーを一緒に使うことで、難接着プラスチックとされるPP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)を含むプラスチックの接着が可能な瞬間接着剤。接着可能な素材としては、プラスチック全般のほか合成ゴム・金属・軟質ビニールで、シートフローリング、塩ビ素材のクッションフロアが挙げられます。

フローリングの補修以外にも、おもちゃの補修やプラモデルの創作、ゴム製ホースの穴を閉じること※や金属製アクセサリーの修理にも使用できます。難接着プラスチックも接着できるため、プラスチックの素材を判断するのが難しい場合でも、プラスチック用を購入しておけば安心です(「プラスチック用で直してみた!」動画はこちら)。

※水を通すホースの補修であれば「アロンアルフア タフパワー」をご使用ください。

すき間への流し込みOKな「アロンアルフア プロ用No.1」

アロンアルフア プロ用No.1」は、低粘度のため流し込みの接着に使用できます。

対応素材は、合成ゴム・PP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)を除くプラスチック・金属です。難接着プラスチックであるPP・PEや、染み込みやすい木材には向かないので、無垢フローリングや複合フローリングには使えませんが、クッションフロアやフロアタイルの補修、きしみ止めに使用できます。

他にもプラモデルの創作やパッキン、金属製アクセサリーの修理に活躍します。細かい隙間に接着液が入り込む浸透接着が可能な接着剤のため、細かいひび割れの補修や糸の結び目の補強にも最適です。

併用おすすめ商品

アロンアルフア はがし隊」は、アロンアルフア専用の剥がし液です。硬化した瞬間接着剤を溶かす働きがあるため、手についてしまった接着剤や、はみ出してしまった接着剤を取り除けます。接着剤と一緒に購入しておくと便利です。

アロンアルフア 専用硬化促進剤」は、アロンアルフアの硬化速度をさらに速められる製品です。また、接着剤の周辺が白くなることを防ぐため、接着後の見栄えを良くしたい場合にもおすすめ。こちらを使えば、手早くきれいにフローリングを補修できます。

賃貸物件のフローリング剥がれ補修は慎重に

ここまでフローリングの補修について解説しましたが、賃貸物件のフローリングの剥がれを補修する際は注意が必要です。

賃貸物件の場合、入居者の故意・過失・通常を超える使用による損傷は回復義務がありますが、通常の使用で起こるフローリングの剥がれは補修の義務がありません。

賃貸物件のフローリングの剥がれは無理に入居者自ら補修しようとせず、管理会社に相談、管理会社の指示に従って対処しましょう。修繕業者に補修を依頼するように指示があれば従い、小さな剥がれは入居者が補修するよう指示されれば、前述の手順で補修をします。

補修の必要がないと伝えられても「傷が気になる」「傷を大きくしたくない」といった場合は、簡単に取り除けるものでカバーしておくと、剥がれが広がらずに済みます。

参考:国土交通省住宅局「現状回復をめぐるトラブルとガイドライン

まとめ

フローリングの剥がれは放置しておくと悪化してしまいます。できるだけ早く補修するようにしましょう。接着剤を使う場合は、さまざまな材質や状態に対応できるラインナップがあり、強力で耐久性も高いアロンアルフアがおすすめです。

フローリングの補修でどの接着剤を使うか迷ったら、まずはアロンアルフアシリーズから探してみてください。

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