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釣り竿を自分で修理しよう!トップガイドの直し方と折れた場合の修理方法

知ろう

#補修#DIY#釣り

「トップガイドが壊れた」「ロッドが折れてしまった」。そんな釣り竿の故障は、アロンアルフアなどを使って自分で簡単に修理することが可能です。

今回は自分でできる釣り竿の修理方法、とくにトップガイドの交換と折れた釣り竿の直し方について詳しく解説します。以下を参考に、ぜひ自分で釣り竿を直してみましょう。

釣り竿の修理に必要なもの一覧|そろえておくと便利

釣り竿の修理には、以下のような道具をそろえておくのがおすすめです。

<釣り竿の修理に役立つ道具一覧>
道具用途
ライターガイドを外すときに竿を温める
カッター古い接着剤などをこそげおとす
紙やすり接着面を研磨してきれいにする
マスキングテープ養生して作業箇所を目立たせる
糸のこ竿の不要な部分を切断する
スレッド巻き付けてガイドを固定する
タオル熱から指を守るためにあてがう
定規折れた釣り竿の内径を測る
芯材折れた釣り竿をつなぐ
「アロンアルフア 釣名人 低粘度・多用途」 ガイドや折れた釣り竿の修理に
「アロンアルフア 釣名人 ソフト・低白化」 竿の修理のほか、釣り糸の結び目補強にも
「アロンアルフア タフパワー」 耐水性を重視する箇所の修理に
「アロンアルフア 専用硬化促進剤」 アロンアルフアの接着速度の向上・白化防止に

なお、上記の道具は釣り竿の修理のほか、ルアーの補修や仕掛けの手作りなどにも使えます。日常的に釣りをする人であれば、持っておくとさまざまな場面で便利なので、これを機にそろえてみましょう。

以下では、修理に使うアロンアルフアについて、商品ごとの特徴をご紹介します。購入するアロンアルフアに迷った場合にお役立てください。

ガイドや折れた竿の修理には「アロンアルフア 釣名人 低粘度・多用途」

アロンアルフア 釣名人 低粘度・多用途」は、ガイドの取り付けや折れた釣り竿の修理に便利です。また商品名の通り、幅広い用途に対応しており、羽根やうきの製作、仕掛け作りなどにも利用できます。

粘度がほとんど水と同じくらい低く、浸透して接着する性質があるため、すき間に流し込んで固めることも可能です。釣具のほか、レジャー用の椅子などの修理にも使えるので、釣りに出かける際に持参すると何かと使えるでしょう。

釣り糸の結び目補強にも使える「アロンアルフア 釣名人 ソフト・低白化」

アロンアルフア 釣名人 ソフト・低白化」は、接着後のやわらかさを売りにした商品で、曲げ伸ばしするものの修理に向いています。またソフト・低白化は、液が硬化した後も適度な柔軟性が維持されるため、釣り糸の結び目を補強するのにもおすすめです。カチカチに固まった接着剤の鋭利な部分が、糸を切ってしまうリスクを減らせます。

そのほか、やわらかいパーツを柔軟かつ強力に接着できるため、ルアーの製作や補修にも役立ちます。また硬化物が白くなりにくい性質を持っていることから、仕上がりのきれいさを重視する方にもぴったりです。

耐水性にこだわるなら「アロンアルフア タフパワー」

水にぬれても強力な接着を維持したいなら、「アロンアルフア タフパワー」を使ってみましょう。アロンアルフア タフパワーは、従来のアロンアルフアと比べて約2倍の耐水性を有するため、水にぬれやすい箇所への使用も安心感があります。

とくに沖釣りや波打ち際での釣りを好む人など、釣り竿がぬれる機会が多い場合に最適。接着後の強度を重視する人におすすめです。

また、タフパワーも釣名人シリーズと同じく、釣り道具の修理のほか、ルアーの制作や修理にも便利に使えます。しみこませる浸透接着がしたいなら「釣名人低粘度・多用途」。硬化物に柔らかさが欲しい、接着後白くなりにくいものが良いなら「釣名人 ソフト・低白化」。そして耐水性を求めるなら「タフパワー」といったように使い分けましょう。

ちなみにアロンアルフアを使用するときは、「アロンアルフア 専用硬化促進剤」をあわせて用いるのがおすすめです。作業前後いずれかに硬化促進剤をスプレーすることで、よりスピーディーに硬化して、接着部分が白く固まってしまう「白化」を防止。仕上がりがきれいになります。

接着剤とライターを使ったトップガイドの修理方法

釣り竿のトップガイドは、以下のように修理するのがおすすめです。

<修理に必要な道具>
● ライター
● カッター
● 紙やすり
● タオル
● 新しいトップガイド
● 「アロンアルフア 釣名人 低粘度・多用途

上記の道具をそろえたら、次の直し方を実践しましょう。

ライターで温めてトップガイドを外す

まずはライターの火をトップガイドに近づけ、接着やコーティングの部分をはがしていきましょう。火を直接当ててあぶってしまうと、すすがついてしまうので、火は横か下に持ってくるのがベストです。

なお、温めすぎると穂先が曲がったり折れたりする恐れがあるため、熱しすぎないように気をつけてください。また温めると内部の空気が膨張してトップガイドが飛ぶこともあるので、顔の近くや人の周囲を避けて作業をしましょう。

ある程度温めたら、タオルをあてがってトップガイドをまっすぐ引き抜きましょう。ライターの熱によって表面が熱くなっているので、やけどには十分ご注意ください。

アロンアルフアを使って接着する

接着の前に、カッターで削ったり、紙やすりで磨いたりして接着面をきれいにしましょう。古い接着剤やコーティングを取り除きます。

接着面がきれいになったら、「アロンアルフア 釣名人 低粘度・多用途」を少量塗布して、すばやく新しいトップガイドを差し込んでください。すぐにつけないと途中で硬化してしまうため、スピードが肝心です。

トップガイドと穂先の間に比較的ゆとりがある場合は、先にトップガイドを差し込んでから、アロンアルフア 釣名人 低粘度・多用途を流し込んでも構いません。なお、流し込んだ場合は、完全に硬化するまでに時間がかかります。できれば24時間待ってから使用しましょう。

アロンアルフア 専用硬化促進剤」を併用すれば、流し込んだ場合も、一瞬で硬化が可能です。すぐに釣りに出かける場合は、ぜひ硬化促進剤をご準備ください。

釣り竿が折れた場合の修理方法

折れた釣り竿は、間を芯材でつなぐことによって修理します。具体的には、以下でご紹介する直し方を実行してみてください。

時間やスペースがある場合の修理方法

<折れた釣り竿の修理に必要な道具>
● 芯材
● 定規
● 糸のこ
● マスキングテープ
● 紙やすり
● 2液性エポキシ接着剤
● スレッド

  1. <折れた釣り竿の修理方法>
  2. 1. 折れた釣り竿の内径を測り、それと同じ外径の芯材を購入する(内径が6mmなら外径6mmの芯材を買う)
  3. 2. 折れた両先端(とがりやひび割れがある場所)を糸のこでカットする(カットする位置をマスキングテープで養生すると良い)
  4. 3. 芯材を折れた竿の片方に入れてフィット感を確認し、はまらなければ紙やすりで削ってサイズを調整する
  5. 4. 芯材を「外径×10」を目安としてちょうど良い長さにカットする(外径6mmなら60mm、つまりは6cmくらい)
  6. 5. 今度は折れた竿の両方でフィット感を確かめ、再度サイズを調整する
  7. 6. 2種混合のエポキシ接着剤で芯材と折れた釣り竿の両端をつなぐ
  8. 7. つなぎ目の部分にスレッドを巻いて強度を高める

なお、エポキシ接着剤は硬化するまでに少なくとも30分〜1時間はかかります。また2種類の液を混合する必要があるため、釣り場での作業には不向きです。ある程度広い作業場所や2液を混ぜるための容器、混ぜた接着剤をきれいに塗るためのヘラなども準備しなければいけません。

そのため、釣り場で応急修理する場合には、「アロンアルフア タフパワー」と「アロンアルフア 専用硬化促進剤」を使うのがおすすめです。アロンアルフアに硬化促進剤を併用すれば、すぐに修理を完了させられます。また2液の混合をしないため、場所や道具の確保も不要です。応急修理の方法は以下を参考にしてください。

釣り場などで応急修理の方法

  1. <折れた竿を応急修理する手順>
  2. 1. 折れた竿の両先端をカットする
  3. 2. 竿の内径に合う芯材を片方に入れてフィット感を確認し、紙やすりで微調整する
  4. 3. 芯材を「外径×10」を目安として適度な長さにカットする
  5. 4. 今度は両方に芯材をはめて、再度調整する
  6. 5. 芯材の半分にアロンアルフア タフパワーを塗布し、折れた竿の片方に挿入する
  7. 6. 折れた竿から飛び出た芯材のもう半分にタフパワーを塗布し、もう一方のパーツとも合わせる
  8. 7. 最後に10センチほど離した距離から、継ぎ目にアロンアルフア 専用硬化促進剤をシュッと軽く吹き付ければ完了

タフパワーは耐水性が高いので、修理してすぐに釣りで使用しても、その日釣り竿が再び折れる心配は少ないでしょう。ただし、エポキシ接着剤のほうが完全に固まったあとの強度面で優れています。そのため、自宅等でじっくり修理できるならエポキシ接着剤のほうが適切です。

ルアーの補修や手作りにもアロアルフアが便利

アロンアルフアは、ルアーの修理や製作にも便利です。大きなパーツを貼り合わせることはもちろん、細かい作業をするのにも役立ちます。

なお、ルアーは水に浸かるのが常なので、耐水性の高い「アロンアルフア タフパワー」を使うのが良いでしょう。伸縮性を保ちたい部分の接着には「アロンアルフア 釣名人 ソフト・低白化」もぜひお試しください。

さらにルアー作りのような細かい作業には、「アロンアルフア 専用極細ノズル」の装着もおすすめです。極細ノズルを取り付けることで、ピンポイントで塗布しやすくなり、作業がはかどります。

まとめ

釣り竿は、「アロンアルフア 釣名人 低粘度・多用途」やエポキシ接着剤などを使うことで、手軽に修理できます。とくにアロンアルフアは、釣り竿の修理のほか、ルアーの製作やレジャー用品の補修にも使えるので、釣りによく行く人なら一本持っておくと大変便利です。

今回ご紹介した直し方を参考に、さっそくトップガイドの交換や折れた釣り竿の修理に挑戦してみてください。

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