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ソファの張り替えを自分で行う方法は?必要な道具や手順、注意点などを紹介

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#補修#DIY#家具

ソファの張り替えは、針と糸やタッカーなどを使えば自分でもできます。部分的な応急修理にはアロンアルフアも便利です。

この記事では、自分でソファを張り替える方法について、必要な道具や手順、注意点などを紹介します。ソファの表面に傷や汚れ、シワが目立ってきたという場合は、これを機会にぜひDIYでの張り替えにチャレンジしてみましょう。ソファの生地を一新すれば、部屋の印象アップにもつながります。

ソファの応急修理にはアロンアルフアが便利

ソファ(とくに革ソファ)の部分的な応急修理には、「たれない、しみこまない」を売りにした「アロンアルフア EXTRAゼリー状」が便利です。一部の穴あきやはがれなど、小規模の損傷であれば、手軽にパッと直せます。

修理方法は簡単で、直したい箇所にアロンアルフアで新しい素材(合成皮革など)を貼り付けるだけ。おしゃれなレザー製のワッペンも市販されているので、デザイン性にこだわる人は、そのような素材を購入するのもおすすめです。

またペロンとはがれていて元のパーツがまだ残っている場合は、それをアロンアルフアで貼り合わせるだけでも十分です。その場合、つまようじなどにEXTRA ゼリー状をつけ、はがれた箇所にちょんちょんとつけることをお試しください。細いものに取って塗ることで、適量をつけやすく、貼り合わせた後にアロンアルフアがはみ出るのを防げます。

<アロンアルフアの基本的な使い方>

  1. 布などで接着面の汚れを落とす
  2. 片面にアロンアルフアを少量滴下する(塗り広げない)
  3. すぐにパーツを貼り付け、しばらく押さえる

注意点として、アロンアルフアは布を貼り合わせるのには使用できません。布を貼り合わせると接着面がごわついたり、発熱する恐れがあるためです。そのほか、全面的な革の張り替えにも、接着部分の革が固くなるので使用は控えましょう。 ただし、布パーツの仮固定や切断部分のほつれ防止などには使えます。

布ソファの穴あきは補修用シールや布用接着剤で対応

布ソファの応急修理には、例えば、布製の補修用シールが使えます。ソファの色や柄に合う補修用シールを購入し、直したい箇所に貼り付けましょう。

また気に入ったデザインのワッペンなどを、布用接着剤で貼り付けるという方法もあります。補修用シールやワッペン、布用接着剤は、ホームセンターや100均で調達できるので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。

自分でソファを張り替える方法

続いて、自分で全面的にソファを張り替える方法を紹介します。布ソファと革ソファ、それぞれの方法をお伝えするので、修理するソファに該当するほうを参考にしてください。

布ソファの張り替え方法

<布ソファの張り替えに必要な道具・材料>

張り替え用の布(ソファ全体を覆える大きいもの)

  1. まち針
  2. タッカー
  3. ハサミ
  4. アロンアルフア タフパワー」(糸のほつれ防止)
  5. アロンアルフア 専用硬化促進剤」(糸のほつれ防止)

布ソファの張り替えは、大きな布をソファにかぶせて、それを針と糸で縫い付けるという流れで進めます。具体的には以下の作業をお試しください。

<自分で布ソファを張り替える流れ>

1. 布のほつれが気になる箇所にアロンアルフアをしみこませる

下準備として、ソファにかぶせる張り替え用の布を補強します。布の切断面にほつれてきそうな雰囲気がある場合は、辺に沿ってアロンアルフア 専用硬化促進剤をしみこませましょう。そして、しみこませた箇所にアロンアルフア 専用硬化促進剤をシュッと吹きかけます。

以上の作業をすることで、しみこんだタフパワーが硬化し、ほつれ止めになってくれます。

2. 座面のクッションが外れるなら外す

座面のクッションが外れるタイプのソファであれば、クッションを取り外してください。先にクッション以外の全体を張り替えて、必要があれば、別途クッション部分の張り替えも行います。

クッションの表面がそこまで損傷していない場合は、張り替えなくても構いません。ワッペンなどを使って、気になるポイントだけ補修するのも良いでしょう。

3. ソファに張り替え用の布をかぶせる

次に張り替え用の布をソファにかぶせ、全体を覆います。そしてシワを作らないように引っ張りながらピタッと密着させ、まち針で固定してください。

丸まりや角張りの箇所は、形状が合うように布を折りたたみ、まち針で留めましょう。

4. 折りたたんだ箇所をまつり縫いする

布の位置が決まったら、折りたたんだ箇所を「まつり縫い」し、布の形を固定します。ソファにかぶせた状態で布同士を縫い合わせ、その場でソファカバーを作るようなイメージです。布が重なる部分はすべて縫ってください。

まつり縫いの方法ですが、重なった手前の布の裏側から針を通し、奥側の布を少しすくって、また手前の布の裏側から針を出します。同様の手順を繰り返し、布の重なる部分をぐるぐる縫い合わせましょう。

5. 座面の布をタッカーで固定する

座面に当たる布については、15センチ間隔くらいでタッカーを打ち、固定しましょう。クッションで隠れて見えなくなる部分なので、布さえしっかり留まれば、ざっくりで構いません。 クッションを取り外せないタイプのソファの場合、この工程は飛ばして、次項で解説する底面のタッカー留めに進みましょう。

6. ソファを倒して底面をタッカー留めする

布の縫い付けが済んだら、ソファを横にして底面をタッカーで固定します。底面も普段は見えない場所なので、布さえしっかり留まれば、見栄えは気にしなくて大丈夫です。適当な間隔で気軽にどんどん打ち込みましょう。 なお、布がめくれてタッカーが打ちにくい場合は、「アロンアルフア EXTRA ゼリー状」をごく少量滴下して仮固定するとスムーズに作業ができるはずです。

7. クッションにも布をかぶせて固定

クッションの張り替えもする場合は、同様に布のかぶせて縫い付けてください。布を折り込むことになる底面はまつり縫いするか、座面板があるならタッカーで留めても良いでしょう。

クッションの張り替えが済んだら、クッションを元の位置に戻して張り替え完了です。

革ソファの張り替え方法

<革ソファの張り替えに必要な道具・材料>
  1. 張り替え用の革
  2. タッカー
  3. ハサミ
  4. 鉛筆
  5. 定規
  6. ペンチ
  7. レザークラフトミシン
  8. 小さい革やワッペン(装飾用、なくても可)
  9. アロンアルフア EXTRA ゼリー状」(装飾用、なくても可)

革ソファの場合は、古い生地をはがして型取りをし、新しいカバーを作って固定するという流れで作業します。具体的には以下の手順で作業を進めてください。

<自分で革ソファを張り替える流れ>

1. 古い生地をソファからはがす

まずはタッカー留めされている古い生地を、ペンチなどを使ってはがしましょう。はがした生地をかたどって新しいカバーを作るので、できるだけ原型をとどめるよう、丁寧に作業してください。

2. 古い生地を参考に新しいカバーを作る

はがした古い生地を見て、同様のカバーを新しく作ります。

背もたれ、ひじ掛け、座面、座面にのせるクッション部分が分解できる場合は、古いカバーをはがし、新しい生地でそれぞれ包むようにし、外側から見えない位置でタッカーで固定。その後、元通りに組み立てます。このタイプのソファは、裁縫が苦手でも、比較的簡単に張り替えることができます。

分解できない場合は、まずは古いカバーをはがし、縫い目をほどいて分解します。それを型紙に、鉛筆と定規で新しい革にパーツごとの型取りをし、ハサミで切り取りましょう。そして、切り取ったパーツを、元のカバーを参考に組み立てます。

なお、つなぎ目の縫い方や端の処理など、細部の加工は製品ごとに異なります。完成度を高めるには、古いカバーをよく観察して、できるだけ元の通りに再現することを心がけましょう。

3. 新しいカバーをかぶせてタッカーで固定する

カバーができたらソファにかぶせ、タッカー留めをすれば完了です。古い生地を固定していたのと同じ箇所にタッカーを打ち込み、新しいカバーをぴったり固定させましょう。引っ張ったり、手でならしたりして、革がよれないように注意してください。

なお、作業をする中で、万が一新しいカバーに傷がついてしまった場合は、小さく切った革やワッペンなどで隠す方法が有効です。ワッペンについては、デザイン性を高めるために使用するのも良いでしょう。貼り付けにはアロンアルフア EXTRAゼリー状を使うのがおすすめです。

自分でソファを張り替える際の注意点

自分でソファを張り替えることには、時間や労力、完成度などに関わる注意点があります。作業を始める前に、以下の内容をご確認ください。

全面的な張り替えには時間がかかる

アロンアルフアを使った応急修理なら数分ですみますが、全面的に張り替えるとなると相当な時間がかかります。まとまった時間が作れるなら1日で済むかもしれませんが、空いた時間でコツコツやるなら2、3日はかかるでしょう。

裁縫や工作が苦手な人であれば、1週間ほどを要する可能性もあります。作業中はソファが使えなくなるので、近いうちに重要な来客予定がある場合などは気をつけましょう。

大きいソファだと重労働になりがち

ソファの張り替えには、ソファを横に倒したり、場合によっては移動させたりといった作業を伴います。そのため、ソファが大きい場合、とくに女性一人では作業が難しいかもしれません。

できれば、パートナーや友人などに手伝ってもらい、2人がかりで作業するのがおすすめです。1人でせざるを得ないときは、ぎっくり腰やけんしょう炎などにならないよう、無理のない範囲で頑張りましょう。

完成度を追求するなら業者に頼むほうが良い

新品同然にソファを張り替えたい場合は、業者に頼むのがベストです。自分でもきれいに張り替えることは可能ですが、プロの仕事に比較すると完成度は劣り、多少の「手作り感」が出てしまいます。

また業者に依頼すれば、デザインの希望を細かく反映させたり、クッションのウレタンを直したりすることも可能です。そのほか、注文や受け取りを除き、ソファの張り替えに時間や手間を取られないことも魅力だといえます。

ただし、業者にソファの張り替えを頼むと、お金はかなりかかります。2〜2.5人掛けソファの場合、代金は安いところで5万円前後、相場は10万円前後です。品質や保証にこだわったところだと、20万円を超える場合もあります。

そのため、一般的な家庭にとっては、業者に張り替えを頼むのは、家計への負担が比較的大きいといえます。ソファの張り替えにお金をかけるのが難しい場合は、DIYでの張り替えにチャレンジしてみましょう。

※2023年1月時点、自社調べ。

まとめ

自分でソファを張り替える場合、工夫することで1万円以内で直すことも十分に可能です。レザークラフトミシンを購入しないといけない場合も、安価な機種は1万円台で買えるため、いずれにせよ業者に頼むよりは安く済みます。

またDIYで張り替えれば、時間や手間がかかる分、完成した時には大きな達成感を得られるはずです。自分の好みの生地感やデザインにできるので愛着もわくでしょう。自宅で裁縫や工作をすることに興味がある人、お金を節約したい人などは、検討してみてください。

なお、ソファの張り替えにかかる仮固定や応急修理には、「アロンアルフア EXTRA ゼリー状」が便利です。ホームセンターやネットショッピングで材料や生地を買う際に、ぜひあわせてご購入ください。

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